2013年6月26日水曜日

一応代表の後藤です。

ここもはじめて自分で更新しました…^^;ってコピペしただけですけどっ。
ご訪問ありがとうございます☆。


2013年6月19日水曜日

【報告】

太平洋セメント大分工場、津久見市議会、津久見市役所(健康推進課・環境保全課)、大分県庁(健康対策課・環境保全課)へ、受け入れていただき易いよう、受け取る側に威圧感のないかたちで要望書を届けて参りました。

 


太平洋セメントの方へは、「内部被曝が適正に考慮されていない国や県の基準では、お互いに心配なので、独自で検査・公表してもらえませんか?」ということを理解・検討してもらえることができました。

 大分県健康対策課の方は、あの甲斐先生監修のパンフレットにも携わった方で、「パンフレットについてもお叱りをうけました…そうなんですか…」と。

 その他の部署でも、お会いできた担当者様方とは、それぞれに大変良い感じで思いがけず長くお話することができ、人として皆で一緒に考えるべき大きな大きな問題であるという理解をしてくださった感もあり、温かかったです。

 ご協力いただいた多くの皆様へ感謝申し上げます。

 夜の会議でも、この流れで地元津久見の方々も動きやすくなったと喜んでいただけました。


 以下は、提出した要望書の例です↓



平成25年6月19日
大分県知事 広瀬 勝貞 様
(総務部 健康対策課 気付)
           「大地と子どもの未来を考える会」
代表 後藤久美子(公印省略)

前略 日ごろより地域の発展と安心・安全にご尽力くださり有難うございます。
私たち「大地と子どもの未来を考える会」は、東日本大震災以降、大分県民と関東を含む被災地からの避難・移住者を中心に設立された、大分県内外の約300名(関連ネットワークによる約1500名)の情報共有の場です。本来、ささやかな望みであるはずの「安心して暮らしたい・安心して子育てしたい」という望みが、この約2年の間の国政の迷走と、なにより放射能被害のために大変困難になってしまったという受け入れがたい現実に、人として、親として、敢えて向き合い、互いに励ましあいながら、日々協力して学んでおります。
さて、今日現在も原子力緊急事態宣言は解除されておらず、今なお、放射能が絶えず流出し続けています。そして、それまでは放射性廃棄物として厳重に管理されていたものと同様に汚染された空気や水、食物が、政府により(内部被曝の危険性が適正に考慮されていない基準を根拠に)安全だとされ、すでに2年以上が経過いたしました。
幸い、昨年からのメディアの皆さん、議員の方々と全世界の有志の方々のおかげで、大分県民の危機意識は高まりつつあるので、九州・大分県の水や食べ物を子どもたちに、また、できれば最も危険とされる吸気被曝も最小限に抑えたいと、大分県の美しい海や山のある環境で保養をさせたい・移住したいという願いで東日本からの避難・移住の件数はますます増えつつあります。
避難者達は地震や津波が怖くて避難してきたのではありません。ガレキや汚染ゴミの焼却のために、汚染された空気や蓄積された汚染土壌や埃、雨などによる放射性物質の吸入や経皮吸収、飲食などに因るものと日々ますます確信するような、診察や検査では原因不明とされてしまう、一定条件下の一様な症状(鼻血、嘔吐、めまい、下痢、結膜炎、口内炎・湿疹その他の皮膚炎、ぜんそく・アレルギー症状の悪化、関節や骨周辺の痛み、免疫力の低下による持病の重症化や感染症、腎・肝機能低下、心肺機能・血管障害の悪化や突然死の増加、などなど)を、多くの子供たちやお年寄りはじめ大人たちも頻繁に経験し普段目や耳にする報道とは異なる様々な辛い実体験から、放射能が恐ろしく放射能に殺されるとの恐怖によって、慣れ親しんだ土地から、大切なものを失い、多くを犠牲にして、必死の思いで逃げて来られています。
3年前からの、このような臨床的な経験と過去の放射能被害や公害の歴史から、内部被曝の恐ろしさとその証明の困難さを知った私たちにとっては、食品の厳選はじめ生活習慣の具体的な防衛策をとりながらの生活もすでに3年目、関東・東北からの生の声を聞いてきて、これまでに知る内部被曝の影響以上の健康被害の実態がうかがえ、より危機感を高めているところです。最近では中部・東海地方での尿中セシウムの検出さえも話題にのぼるようになりましたが、内部被曝の中でも、最も影響のある、呼吸による被曝の蓄積については、個人での防御の難しさを痛感しています。
私たちは、大分県の歴史と文化を、日本を心から愛しています。無念ながらすでに放射能汚染されていることが明白な、関東・東北地区の焼却灰をセメントにする過程でも、1000度を超える温度で気化した放射性物質の4 割は、どう防いでも空気中に拡散してしまうこともわかっています。私たちは、これまでに説明を受けたような、外部からの低線量被曝については、恐怖はありません。私たちが危惧しているのは、太平洋セメント大分工場の職員の方々と近隣の市民の方々の健康、そして、放射性物質の付着したチリ・ホコリ・PM2.5などは、より危険な小さな粒子が風や雨により、より遠方へ運ばれ、蓄積され濃縮され循環するということについてです。内部被曝の危険性から本来微量であっても監理必死・拡散ご法度であった放射能の、実害と風評被害による県民の財産と命とが、危険に晒されてしまうことについてです。これらも、これまでの各地でのガレキ焼却による影響の、市民調査などにより、更に裏づけされました。すでにデマや憶測ではなく(日本の報道では殆ど知らされませんが)数十年来の臨床による科学的なデータに基づく危惧です。そして、せめて食品からの内部被曝をせぬよう必死で九州の食材を取り寄せ、頼みの綱として生活されている、関東はじめ被災地の多くの方々の、大分県産をこれからも愛用させてもらいたいという切なる願いでもあります。
どうか今一度、皆様それぞれのお立場で、県民のこれからの安心・安全と発展の為ご賢察をお願い申し上げます。                                    草々 





    



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