2012年11月24日土曜日

木下黄太氏 講演会 IN 大分(チラシ画像)

木下黄太氏 講演会 IN 大分
「あなたの大切な人は首都圏にいませんか?」
チラシ画像ができました。



 広めるのに、ダウンロードしてください

2012年11月20日火曜日

木下黄太氏 講演会 IN 大分

★講演会開催のお知らせ★先着150名様★

テレビ・新聞が伝えない放射能汚染の現実。そして、日本の運命は…?
「あなたの大切な人は首都圏にいませんか?」

木下黄太氏 講演会 IN 大分

3.11から1年8か月が経過しました。大分県でも津久見の災害ガレキ受け入れが消滅したため、放射能問題への意識は薄らいでいるかのようです。そんな中、北九州市は9月より災害ガレキ焼却を開始。隣県ということもあり、大分県各地より、健康被害の声も聞こえてきます。

また、汚染源である福島第一原発の収束は程遠く、毎日24億ベクレルの放射性物質を放出中です。関東における災害ガレキの焼却も含め、南東北・関東など広大な範囲で、放射能汚染は確実に上乗せされています。また、健康被害の情報も増加・深刻化の一途です。

しかしながら、日本の大手メディアは、この情報を伝えません。よって、気づいた人々や健康被害を実感した人々が西日本へと移住・疎開している現状があるものの、多くの日本人は、3.11以前と変わらない生活を続けています。

今回は、このような放射能問題に最も詳しく、いち早く西日本への移住・疎開を呼びかけられているジャーナリスト・木下黄太さんをお迎えし、放射能汚染の現実とこれからの日本がどうなるかのか?余すところなく、ご講演いただきます。

この機会をお聴き逃しなく!

【講演】
木下 黄太 氏(ジャーナリスト・放射能防御プロジェクト代表)
http://www.kinositakouta.com/home
http://www.radiationdefense.jp/

【開催日時】 2012年12月8日(土)14時30分~17時00分
【開催場所】 消費生活・男女共同参画プラザ アイネス(2F大会議室)
http://www.pref.oita.jp/soshiki/13040/
【参加費】   500円

★ご予約はこちら!★

oita1208@gmail.com
*以下を入力し、メールにて、ご予約ください。

①お名前
②予約人数
③連絡先(確認のために連絡を行うことがあります)
④紹介者のお名前(紹介者がある場合のみ)
⑤託児室の希望(ご用意しています)

*参加費は、当日、受付でお支払ください。


主催:大地と子どもの未来を考える会

2012年10月25日木曜日

【10月度 定例会】

いつも大地と子どもの未来のために温かくご尽力くださり有難うございます。
さて、毎月 最終土曜日は、「大地と子未来を考える会」の定例会です。
今月は、10/27(土)14~17時 の開催です。初めての参加も大歓迎♪
前回も大人からも子どもからも好評でしたので今回も座布団を並べて座談会(#^^#)。
 
※ 参加費なしのかわりに1品持ち寄り(どうしても多くなりがちなので少なめにお願いします)例…お得意な手作り料理やおやつ ベクレルフリーな既製品の菓子 や飲み物 紙皿 紙コップ 割り箸 ごみ袋 その他寄付可能なもの(座布団・敷物・ふきん・台ふき・タオル・雑巾・掃除用具など)    
 
※ 場所について
【前回から河野さんが大分市中心部のストレスフリーに集える場所を提供してくださっています。☆感謝☆ 】
 
内容は、いつもどおり、親睦をかねて。
 
・最新情報の共有
・大分として北九州へ、していることと出来ること
・みなさん独自の大地と子どもの未来のための活動について
・給食について
・会則&規約について
・その他
 
となる予定です。
 
◆開催日時…10/27(土)14:00~17:00
◆開催場所…シルバーサービスかのう 大分営業所 2F
      大分県大分市西新地2-1-27 TEL:097-547-9176

2012年9月27日木曜日

9月度 定例会  県南ミーティング

いつも大地と子もの未来のために温かくご尽力くださり有難うございます。

さて、毎月 最終土曜日は、「大地と子未来を考える会」の定例会です。

今月は、9/29(土)18~21時 の開催です。
初めての参加も大♪大♪大歓迎♪座布団並べて座談会(#^^#)となります。



※ 参加費…1家族=100円のみです。

...


※ 場所について

【河野さんが、大分市中心部のストレスフリーに集える場所を提供してくださいます。☆感謝☆ 】



内容は、いつもどおり、親睦をかねて。



・最新情報について

・各イベントについて(参加者より報告)

・ 9.17~の北九州ガレキ焼却と放射性物質拡散に伴う防御方法などについて

・九州ひまわりプロジェクトへのサポートについて

・会則&規約について

・その他



となる予定です。



◆開催日時…9/29(土)18:00~21:00

◆開催場所…シルバーサービスかのう 大分営業所 2F

      大分県大分市西新地2-1-27 TEL:097-547-9176

http://maps.loco.yahoo.co.jp/maps?lat=33.2507210&lon=131.625695&uid=592934259536b1d337d870e4c58f498cfd155f39&p=%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%86%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%2F%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%81%8B%E3%81%AE%E3%81%86%E5%A4%A7%E5%88%86%E5%96%B6%E6%A5%AD%E6%89%80&fa=ids&z=16&ei=UTF-8







県南在住・関係者の皆様へお知らせです。
-------------------------------------------------
毎月、最終金曜日は県南MTGです。
今月は、9/28(金)に開催しますので、よろしくお願いします。

19時00分~19時30分
<協議・討議内容>
・最新情報について
・各イベント参加者より報告
・その他

19時30分~21時00分
9.17北九州ガレキ焼却開始に伴う対応
・アクション開始からこれまでの経緯
・健康被害の発生状況&線量等の変化
・有害物質の拡散状況
・注意喚起について
・放射性物質拡散に伴う防御方法
・今後の見通し
・九州ひまわりプロジェクトバックサポート体制
・その他

21時00分~21時55分
請願書等陳情に関するノウハウ講座(講師;植田謙一さん)
・北九州関連、給食関連などの陳情を予測

◆開催日時;9/28(金)19:00~22:00
◆開催場所;佐伯市保健福祉総合センター
      和楽 栄養指導室
     (大分県佐伯市向島1丁目3番8号)
◆会議室費用;みんなで割り勘/ドリンクは各自ご持参ください。

2012年9月17日月曜日

北九州市の震災がれき償却にNOを!


 みんな北九州市に集合しましょう
★★17(月・祝)に焼却:18(火)には埋め立てを開始★★
18日は、山本太郎さんも応援に駆けつけます

何が何でも焼却したい北九州市・北橋市長は暴走しています。
声をあげてNOを言いましょう。
私たち市民には、「おかしいこと」を「おかしい」と言う権利があります。全ては子どもの未来のために。

◆17日(月・祝) 
10時~小倉駅前 街頭演説 誰でも来てください。市民に訴える最後のチャンスです。
8時~ 日明焼却場抗議行動 

暴風雨が予想されます。
※絶対に無理をなさらないで下さい。
※危険な行動は絶対にしないでください。
※お子さんは絶対に連れてこないで下さい。
※女性の方も、なるべく控えて下さい。
※台風なので、必ず雨傘でなくカッパなどをご利用ください。
※焼却場や、工場近くなので、空気がとても悪いので、必ずマスクをしてください。

各焼却場の電話・ 現場の人も危険を知りません。
電話が鳴り止まない状況を作りましょう。
日明093-581-7976 新門司093-481-4727 皇后崎093-642-6731 

◆9月18日(火)
13時~ 北九州市役所1Fロビー 大抗議集会
山本太郎さんが応援に駆けつけてくれます。
みんなで怒りを表しましょう。がれきNOと言いましょう。

2012年9月12日水曜日

大分市議会での意見陳述

大分市議会の委員会で、小坂正則さん(脱原発大分ネットワーク代表)による意見陳述が行われます。
13日(木)9:45から10分程度で行います。
傍聴に来ていただきたいと思います。
傍聴希望者は9:30には、大分市議会事務局に来てほしいとのことです。

陳情の全文はこちら
http://earthchild311.blogspot.jp/2012/09/blog-post_9.html?m=1

議会対策として難しい言葉使いをしていますが、要約すると
・伊方原発の再稼動の安全性を国に問い合わせを
・大分市は、伊方原発から50km圏内があるので原子力安全協定を結んでほしい
・原発事故への対策をちゃんとやってほしい

再稼動反対を陳情・請願するものでないことに、異論はあって当然だと思います。
これは、原発再稼動はしかたがない、と考える議員さんでも、賛成できる内容になっています。けれど、これが採択されれば、再稼動へのハードルは上がる。
推進派議員さんは、不採択(否決)しにかかるでしょう。しかし、普通に考えたら、再稼動の是非にかかわらず、採択していい内容を否決すれば、推進派が安全性など、まともに考えていない、という証拠になります。

これとは別に、県議会には県医療生協などが再稼動中止を求める請願を出しています。

よろしくお願いします。

伊方原発再稼動や原子力安全協定についての大分県議会への請願



大分県議会に、全文以下のような請願を提出しました。紹介議員には原田孝司県議がなってくださいました。


2012年9月7日
大分県議会議長 志村学 様
四国電力株式会社との原子力安全協定締結の意思表示と伊方原発の再稼働について充分な安全確認作業を国に求めることなどの請願

 3月19日、経済産業省原子力・安全保安院は、四国電力伊方原子力発電所第3号機のストレステスト(耐性試験第1次評価を妥当と評価し、それを受けて月18日、愛媛県知事に報告し、理解を求めました。これについて合意をすべきかどうか、愛媛県で審査中です。
 しかし、原子力安全委員会は、非常避難区域を原発30~50km圏内の自治体まで拡大することを決定し、同時に同委員会は原発から50km圏内の自治体と電力会社が原子力安全協定を結ぶことが望ましい、との考えを明らかにしています。大分県内では、大分市と津久見市の一部が50km圏内に入り、大分県は原子力安全協定の当事者となることを住民から望まれる立場にあります。
 国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会による調査においても、政府東京電力福島原子力発電所事故調査委員会による調査においても、福島第一原発事故は東京電力や政府などの事故対策が不十分な人災であったと指摘されました。同時に両調査の報告書では、原因究明はまだ途上にあり、引き続き調査を行う必要性を訴えています。福島第一原発事故について、まだその原因すらわかっておらず、その段階でいかにコンピュータ・シミュレーションにもとづくストレステストをやっても、伊方原発の安全性への懸念を払拭できるものではありません。
 国の原子力安全委員会も、「第1次評価のみで、安全性が確認できるわけではない」としています。
 福島第一原発事故は、その被害が50km圏内にとどまらないことを示しています。もし、伊方原発で福島第一原発級の事故が起きれば、大分県も大変な被害を受ける可能性があるのです。
伊方原発3号機の再稼働の判断は新たな規制庁により行われると思われますが、立地自治体の愛媛県知事や伊方町長の同意だけではなく、大分県など周辺自治体の同意も求めるように国や四国電力へ働きかけるように強く求めるものです。また、四国電力と大分県並びに50km圏内の津久見市と大分市による原子力安全協定の締結を四国電力へ強く求めるように請願いたします。

請願項目
1.伊方原発の再稼働について、充分な安全性の確認作業を行うことを国に求める決議をしてください。

2.伊方原発再稼働についての県の認識・見解などを示す前に、まずは最低限、伊方原発50km圏内の自治体との安全協定の締結と防災計画の策定及び避難訓練計画の策定と訓練の実施がおこなわれるべきであるとの意思表示をしてください。
3.大分県は、玄海原発や伊方原発での過酷事故を想定した原子力防災対策マニュアルの策定やヨウ素剤の配備など原発事故対策を早急に取り組んでください。

以上
請願者 大地と子どもの未来を考える会
    脱原発大分ネットワーク
    九州・自然エネルギー推進ネットワーク
1.伊方原発の再稼働について、充分な安全性の確認作業を行うことを国に求める決議をしてください。
2.伊方原発再稼働についての県の認識・見解などを示す前に、まずは最低限、伊方原発50km圏内の自治体との安全協定の締結と防災計画の策定及び避難訓練計画の策定と訓練の実施がおこなわれるべきであるとの意思表示をしてください。
3.大分県は、玄海原発や伊方原発での過酷事故を想定した原子力防災対策マニュアルの策定やヨウ素剤の配備など原発事故対策を早急に取り組んでください。
以上
請願者
大地と子どもの未来を考える会
脱原発大分ネットワーク
九州・自然エネルギー推進ネットワーク

2012年9月9日日曜日

北九州市がれき受け入れ反対で誰でもできる行動

☆大拡散お願いします☆
即効性をもってがれきの搬入にストップをかけれるのは、国会議員と県議会議員さんしかいません。電話、FAX、メール、等でお願いしましょう。正念場です、あきらめません! がんばりましょう! 土日は電話つながりにくいので、FAXとかメールが良いかもしれません☆

↓ツイッター拡散文 よかったらおつかいください。


【全力拡散☆願】記念公園を防潮堤を全力応援。宮城県からのがれき搬出を止めて下さいとお願いしよう。今まさに利権に血税が無駄につかわれようとしています。みすごすわけにはいきません止められるのは国会議員さん県議会議員さんです皆でお願いしましょう!http://hinanohanasi.blogspot.jp/2012/09/blog-post_8.html

 衆議院議員 斎藤やすのり
   事務所 〒981-3133 仙台市泉区泉中央2-6-3 ビルドアンプル201
    電話 022-776-1777
    FAX 022-776-1880
 ツイッター @saitoyasunori
ホームページ http://www.saito-san.jp/
   掲示板 http://www.saito-san.jp/forum/

 参議院議員 福島みずほ
   事務所 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1 参議院会館1111号室
    電話 03-6550-1111
    FAX 03-6551-1111
 ツイッター @mizuhofukushima
ホームページ http://www.mizuhoto.org/index.html
   メール mizuho-office@jca.apc.org
   ブログ http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/

 参議院議員 川田龍平
   事務所 〒100-8962 東京都千代田区永田町2-1-1
       参議院議員会館508号室
    電話 03-6550-0508
    FAX  03-6551-0508
   メール (お問い合わせフォーム) 
       http://ryuheikawada.jp/form/Input.html
川田龍平といのちを守る会
       〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-7-2 RING2ビル 1階
       (田園都市線 「三軒茶屋」駅 徒歩3分)
    電話  03-5787-6133
    FAX  03-5787-6134
   メール  k-life@tune.ocn.ne.jp (川田龍平といのちを守る会事務局)
 ツイッター @KawadaOffice
ホームページ http://ryuheikawada.jp/
   ブログ http://ameblo.jp/kawada-ryuhei/

 衆議院議員 平智之
 国会事務所 〒100-8982 東京都千代田区永田町2丁目1-2
       衆議院第2議員会館 404号室
    電話 03-3508-7614
    FAX 03-3508-8814
   メール info@t-taira.net
 京都事務所 〒604-0845 京都市中京区烏丸通り御池上る二条殿町538ヤサカ烏丸御池ビル4階
    電話 075-221-8484
    FAX 075-221-8485
 ツイッター @tairatomoyuki
ホームページ http://www.t-taira.net/
   ブログ http://www.t-taira.net/blog/

 衆議院議員 田中康夫(たなか やすお)
 新党日本HEAD OFFICE
       〒102-0039 東京都千代田区平河町1-7-11~4F
    電話 03-5213-0333
    FAX 03-5213-0888
 新 党日本 尼崎支部
       〒660-0884 兵庫県尼崎市神田中通4-8
    電話 06-6415-0330
    FAX 06-6415-0331
   メール yassy@yasu-kichi.com
 ツイッター @loveyassy
ホームページ http://www.nippon-dream.com/
   ブログ http://blog.livedoor.jp/dream_yassy/

参議院議員 森ゆうこ(新潟県新潟市出身)
 国会事務所 〒100-8962 東京都千代田区永田町二丁目1番1号
       参議院議員会館 805号室
    電話 03-6550-0805
    FAX 03-6551-080
 新津事務所 〒956-0864 新潟市新津本町1-3-22
    電話 0250-21-0222
    FAX 0250-21- 0888
   メール (メールフォームアドレス)http://www.mori-yuko.com/info/
 ツイッター @moriyukogiin
ホームページ http://www.mori-yuko.com/
   ブログ http://my-dream.air-nifty.com/moriyuuko/

衆議院議員 古賀たかあき(福岡県第4選挙区)
 国会事務所 〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1
       衆議院第一議員会館 801
    電話 03-3581-5111 (内線)50801
    FAX 03-3508-3703
 福岡事務所 〒811-3217 福岡県福津市中央1-7-18 第6山田ビル
    電話 0940-34-3281
    FAX 0940-34-3282
   メール seikatsu@koga-takaaki.jp
ホームページ http://www.koga-takaaki.jp/

原子力安全協定などについて大分市議会に陳情


以下のような陳情を大分市議会に提出しました。
「再稼働反対」という意味の言葉を使わないで、真面目に安全性について考えている方なら、賛成できる内容となるように工夫しました。

2012年 9月 7日
大分市議会議長 足立義弘 様
四国電力株式会社との原子力安全協定締結の意思表示と伊方原発の再稼働について充分な安全確認作業を国に求めることなどの陳情

 319日、経済産業省原子力・安全保安院は、四国電力伊方原子力発電所第3号機のストレステスト(耐性試験)第1次評価を妥当と評価し、それを受けて4月18日、愛媛県知事に報告し、理解を求めました。これについて合意をすべきかどうか、愛媛県で審査中です。  国の原子力安全委員会は、非常避難区域を原発30~50km圏内の自治体まで拡大することを決定し、同時に同委員会は原発から50km圏内の自治体と電力会社が原子力安全協定を結ぶことが望ましい、との考えを明らかにしています。大分市では佐賀関地区が50km圏内に入り、本市は原子力安全協定の当事者となることを住民から望まれる立場にあります。  国会東京電力福島原子力発電所事故調査委員会による調査においても、政府東京電力福島原子力発電所事故調査委員会による調査においても、福島第一原発事故は東京電力や政府などの事故対策が不十分な人災であったと指摘されました。同時に両調査の報告書では、原因究明はまだ途上にあり、引き続き調査を行う必要性を訴えています。福島第一原発事故について、まだその原因すらわかっておらず、その段階でいかにコンピュータ・シミュレーションにもとづくストレステストをやっても、伊方原発の安全性への懸念を払拭できるものではありません。  国の原子力安全委員会も、「第1次評価のみで、安全性が確認できるわけではない」としています。  福島第一原発事故は、その被害が50km圏内にとどまらないことを示しています。もし、伊方原発で福島第一原発級の事故が起きれば、大分市も大変な被害を受ける可能性があるのです。
伊方原発3号機の再稼働の判断は新たな規制庁により行われると思われますが、再稼働の際は、立地自治体の愛媛県知事や伊方町長の同意だけではなく、大分市など周辺自治体の同意も求めるように国や四国電力へ働きかけるように強く求めるものです。また、四国電力と大分市による原子力安全協定の締結を四国電力へ強く求めるものです。
よって、下記事項のとおり、陳情いたします。

陳情項目

1.伊方原発の再稼働について、充分な安全性の確認作業を行うことを国に求めること。
2.伊方原発再稼働についての市の認識・見解などを示す前に、伊方原発50km圏内の自治体との安全協定の締結と防災計画の策定及び避難訓練計画の策定と訓練の実施がおこなわれるべきであるとの意思表示をすること。
3.玄海原発や伊方原発での過酷事故を想定した原子力防災対策マニュアルの策定やヨウ素剤の配備など原発事故対策を、大分県とともに早急に取り組むこと。

以上
陳情者 大地と子どもの未来を考える会
    脱原発大分ネットワーク
    九州・自然エネルギー推進ネットワーク

2012年9月8日土曜日

北九州市瓦礫反対正念場です。

12日は勝山公園に、デモから参加の人は米町公園へ午前中から瓦礫反対の人は正念場。皆で市役所へ詰めかけましょう。仕事や他の用事そっちのけでお願い。いつでも来れるよう時間開けて。多人数で詰めかけるのが大事なので拡散を。北九州ではそんなに大勢集まるのか?と懐疑的な意見もちらほら、皆で加勢しましょう。何が有るか判らないのでテント寝袋持参泊りがけ参加もお勧めします。http://haikibuster.seesaa.net/

緊急署名

元々反対していたが今態度を軟化させている北九州漁協などに提出する緊急署名をお願いします。
北九州市及び周辺の魚介類、農作物、畜産物生産者及び関連団体様: 北九州市が震災瓦礫の受け入れ焼却をしたら、周辺地域の魚介類・農作物・畜産物をもう購入したくありません。http://goo.gl/H7bn9

2012年9月6日木曜日

明日7日の金曜日は北九州に集合!!

明日7日の金曜日は北九州に集合!!

9月7日(金)北九州ひまわり革命・大抗議集会

石巻市のがれきは10日に宮城県を搬出、12日に北九州着。
17日に北九州市で焼却予定となってしまいました。

どうか多くの皆さん、集まって、がれき受け入れ反対の声をあげて​下さい。

今のところ大分方面からの乗合いも考えていますので大分方面で参​加可能
の方は教えてください。earthchild311@gm​ail.comまで
今後の対策について話し合いもする予定です。

九州ひまわりプロジェクト


北九州ひまわり革命・大抗議集会
日時:
9月7日(金)
金曜日17時~19時 北九州市

場所:
リバーウォーク大画面テレビ側:鴎外橋(おうがいばし)付近

★大拡散★ストップザガレキ大キャンペーン!

「九州ひまわりプロジェクト」より転載します。

★大拡散★ストップザガレキ大キャンペーン!
宮城を守ろう!日本を守ろう!
【ガレキ焼却反対すべての人へ!FAX・メールの協力をお願いします!】
『ガレキを燃やさないで!ガレキを出さないで!』の声を伝えてください!
被災地ガレキ焼却は爆発事故の再現です!現地でも瓦礫を焼却してはいけません!
一般ごみと同様の扱いで焼却すると、
ガレキに付着した放射性物質は、気化・濃縮し、その多くは、大気中に拡散します。
吸引すれば、人体に多大な影響が出ることが予測されます。


~ほんとうの絆をつくりましょう!~
・ガレキ焼却反対!宮城県民等、被災県の方々の安全を守って!
・ガレキ広域処理反対!受け入れ先住民の安全を守って!全国への運び出しをやめて!
・広域処理に使う税金は、本当に困っている地元の方に使って!


【連絡先はこちら↓①②③ともにお願いいたします!】
① 宮城県議会;ガレキ問題に熱心な宮城県議員さんにストップガレキの応援依頼を!

●相沢 光哉(自民党) 
国分町事務所(相沢みつや連合後援会事務所)
〒980-0803 仙台市青葉区国分町1-3-5
TEL 022-721-0328 FAX 022-721-0330

●横田 有史(共産党)
〒982-0011 仙台市太白区長町一丁目5-13
TEL 022-249-9566 FAX 022-249-9575

②宮城県環境局 環境生活部 震災廃棄物対策課
●電話: 022-211-2688
●メール:E-mail:shinsaihaitai@pref.miyagi.jp

③岡山博(仙台赤十字病院呼吸器科医師 東北大学臨床教授)
●署名 → http://www.plz-sign.com/sig.php?id=0000096
「岩手・宮城の津波瓦礫は全て集め、山積み処分して津波記念公園に整備を津波瓦礫の合理的処分法」 ブログ http://hirookay.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
*ガレキ処理の適切な方法「燃やさない!動かさない!」
*お手数をかけますが、被災地の方々、全国各地の方々の健康と安全を守るた
めに皆様のお力を貸してください!と伝えてください

子どもたちへの給食における放射能対策を求める請願

以下のような請願を大分県議会に提出しました。原田孝司県議に紹介議員になっていただきました。


大分県内の子どもたちへの給食における放射能対策を求める請願
大分県議会 議長 志村学 様

 2011311日の東日本大震災による福島第一原発事故により、深刻な放射能汚染がもたらされました。
 子どもを持つ私達が最も心配していることは、汚染された食物の摂取から起きる、子どもたちの内部被ばくです。
 国や地方自治体は、規制値(今年度4月より現行規制値が施行)を超えた食品の流通を監視するための検査を行ってはいますが、抽出検査であり、すべての食材を測定することはしていません。検査の網から漏れて、規制値を超えた食品が流通していないか、心配です。
放射線には「この値までなら浴びても危険はない」という「しきい値」が存在せず、微量であっても、摂取量に比例して健康被害を引き起こす危険性がある、というのが世界的な定説です。特に細胞分裂が活発な子どもは、放射線による被ばくのリスクが大人よりも35倍高く、規制値未満の放射線量でも検出された食品が子どもたちの口に入ることは心配です。文部科学省は、学校給食の食材に含まれる放射性物質について40ベクレル/kg以下を目安とすることを通知し、大分県ではもっと厳しい10ベクレル/kgを目安としたことは私たちの心配に応えようとしたものと評価しています。
学校給食は教育の一環として位置づけられており、栄養教育などの点で、社会全体の中で、これまで学校給食の果たしてきた役割は絶大なものがあります。
また、学校給食で何を食べるのかを、子どもたちが自分自身で選ぶことはできません。
大分県では、今春から給食の放射線量検査が開始されましたが、1週間に2ヶ所の給食センターについての検査です。検査のペースが、自分の学校にまで行き渡らないことに心を痛めています。そして、10ベクレル/kg以上の放射性物質が検出されたとき、それは事後に判明するものであることも、私たちの憂慮する点です。その場合、どのような措置を県・県教委・市町村教委がとられるのか、県教育庁体育保健課の「実施概要」では明らかにされていません。
現在と将来とについて、何が起こるかよくわからない事柄については、最悪の事態を常に想定のなかにいれておくことが、安全・安心の確保のために必要なことだと考えます。
 また、国や東京電力からの情報提供が不正確なものだったり、遅れたりしたことについて、国民・住民の不安ははかり知れないものとなっています。県においては、子どもたちへの被ばくの影響について多面的に検討していただきたいと存じます。

請願項目

.  給食食材の調達は、地元産のものを優先的に使用すること。
   やむをえず地元産以外のものを使用する場合は、全国の都道府県による食品の放射能検査結果等を確認し、放射性物質の検出値が低い食材から、優先して使用すること。
一.給食についての放射性物質の検査の回数を増やすこと。
一.給食から目安値(10ベクレル/kg)を超える放射性物質が検出された場合の措置を明示すること。

                           2012年 9 5
請願者
大地と子どもの未来を考える会

2012年8月28日火曜日

【8月度定例会 兼 臨時総会】&【第4回 県南ミーティング】

【8月度定例会 兼 臨時総会】 おまたせしました、 8月度定例会 兼 臨時総会 のご案内でございます。 前回と同じ公民館(お部屋は前回と違います) 大分市 稙田公民館 2階 研修室A 9月1日(土)17時30分~19時30分 ※参加費100円のみ 遅刻早退OK♪ ・規約について ・新役員、新体制について ・給食(請願書提出)について ・その他注意事項について ママは夏休み最後の週末で、宿題も追い込み時期でお疲れ&お忙しいでしょうけれど ご都合のつく方は是非ご参加くださいませ~。前日の定例・県南ミーティングもヨロシクね。 代表 後藤久美子 【第4回 県南ミーティングのお知らせ】 県南在住・関係者の皆様へお知らせです。 ------------------------------------------------- 毎月、最終金曜日は県南MTGです。 今月は、8/31に開催しますので、皆様、よろしくお願いします。 19時~ <協議・討議内容> ・最新情報について (北九州、鹿児島、魚網、カルトに注意など) ・各イベント参加者からの報告 ・会の名称について討議 ・給食問題に関する対応 ・各地での勉強会開催の企画募集 ・参加者からの提案 ・その他 20時~ <放射能と食の安全に関する基本講座60分> 講師;後藤久美子さん(大地と子どもの未来を考える会代表) 「放射能に関する基本的なことを学びましょう。」 ・外部被曝と内部被曝の違いって? ・ベクレルとシーベルトって? ・核種によって、どう違うの? ・どうすれば、食の安全を守れるの? ・その他 21時~ <フリーディスカッション> ◆開催日時;8/31(金)19:00~22:00 ◆開催場所;佐伯市保健福祉総合センター和楽 栄養指導室      (大分県佐伯市向島1丁目3番8号) ◆会議室費用;みんなで割り勘/ドリンクは各自ご持参ください。

2012年8月6日月曜日

第2回 原発やめようえ おかあちゃんパレード


2012年8月26日 10:00〜11:30 大分市大手公園(大分県庁となり)集合

「おかあちゃん」という名前がついているけど、もちろんどなたでも参加できます。そういえば生きものはみんな、母ちゃんから生まれたのです。男性も女性も子どもも、できる人は割烹着やエプロンを身につけたり三角きんをしたりして、自分の母ちゃんを真似た仮装で集まりましょう!
ヒョウ柄などなど、関西のオバちゃんみたいな人おおいに募集!!

第2回目の今回は、暑さや憂さを吹き飛ばすべくデモのコールを甲子園風にします。メガホンや鳴り物をお持ちの方は、ご持参いただけるとよいと思います。
(実行委員会でも小メガホンや小旗、プラカードを各10~15個ほど有料で準備します)

※仮装はしますが、心は真剣です(*^_^*)※脱原発を目指す個人の、自由な集まりです。

(ルート)
大手町公園に集まって、県庁まえにちょっと寄る→合同新聞前→昭和通り交差点の角をトキハ方面に左折→トキハ前→旧パルコ前の角を左折→九電前(要望書を提出)→コンパルホール角を左折→大手町公園で解散

☆イメージ☆
仮装した、おかあちゃんたちは、和やかイラストのプラカードやカゴに野菜や花などを持ち歩く。☆無理な人は無理なく、自分のスタイルで歩く。☆最後に「ベストオブおかあちゃん賞」を決める。
☆みんなで「イチ、ニ、サン、ダー」みたいな感じで「原発さよーならー」のようなコールをやって解散。
☆弁当やランチを食べたい人はそれぞれに食べて帰る
★仮装が恥ずかしい方は、仮装しなくても離れて歩いても全然オッケーです(*^_^*)


ハハパレード月イチ実行委員会
発起人 秋月初美 安岡カズミ 田中勤子 葛城優希 中村葉月 三浦順子

2012年8月3日金曜日

【ストップ伊方再稼働 とめよう大飯原発 8.19松山行動in愛媛】


【ストップ伊方再稼働 とめよう大飯原発 8.19松山行動in愛媛】

大分にとっても伊方原発の再稼動は大きな問題です。みんなで乗り合いで行ければなあと考えています。いろんなサイトでも大挙して押し寄せようという動きが見受けられます。大地と子どもの未来を守る会でもスルーしてはいけないイベントだと思います。
現在ツアー企画中です。
詳細は近いうちにUP予定です。
参加ご希望の方は連絡ください。
●問い合わせ先:earthchild311@gmail.com

以下詳細(ちきゅう座より転載)
◆8月19日(日)「原発いらん!」 みなさん、大挙して松山に押し寄せてください『ストップ伊方原発再稼働 とめよう大飯原発 8・19松山行動 in 愛媛』~中村愛媛県知事に’イエローカード’を!

■日時:8月19日(日) 
■場所:愛媛県松山市堀之内公園ふれあい広場(愛媛県松山市堀之内) ■主催:伊方原発の再稼働を許さない市民ネットワーク☆8・19松山行動 in 愛媛

10:00~(12:30) 交流の広場 (会場・美術館講堂を開放します)音楽、イエローカード作り、ビデオ、休憩、交流など
13:00~(14:30) 集会
14:50~(16:00) デモ愛媛県庁・四国電力原子力本部をイエローカード(布など)をつないで包囲     


四国電力伊方原発(愛媛県)は大飯に続く再稼働の最有力候補です。中村愛媛県知事に、四電原子力本部に、「再稼働反対!」「原発いらん!」「大飯の再稼働撤回!」「ノーモアフクシマ!」の大きな声を届けるために、メッセージの集会をもった後、県庁・原子力本部を’イエローカード’(布など黄色いものなら何でもOK)をつないで包囲します。音楽など、熱いリズムと思いを込めてアピールしてくださる皆さまの参加を心よりお待ち申し上げます。 この集会は、参加者のカンパと賛同金だけで準備を進めています。「8・19松山集会」が、全原発の再稼働阻止・廃炉へ向けた一歩になれるよう、スタッフ一同、頑張ります!皆さまのご支援をどうぞよろしくお願い申しあげます。
http://ikatahaironet.wiki.fc2.com/

2012年7月24日火曜日

【第1回総会(定例会No,1)開催のお知らせ】

安心のお茶会兼懇親会兼第一回定例会を、更に兼第一回総会も兼ねて行います。
ご都合のつく方は是非ご参加くださいね。
いろいろとトラブルなども予防しましょうと…
規約やなんや必要になってきましたね。
定例会なども。
家庭のご事情もそれぞれですから、子連れも遅刻も早退もOKです。
広い会議室をアコーディオンカーテンで仕切って、
向こう側を子どもスペースにできるよう、
敷物、おもちゃ、絵本、お絵かきセットなど、用意してます。

大人も子供もグリーンコープのものを主にした、より安全な飲み物とお菓子を用意しますが、更にCPM値の低いものだけ選びますので、安心してくださいね。

それでは日時など。
7月28日(土)17時30分~(会場は17時~20時、使えます。)
大分市稙田(わさだ)公民館 2階 会議室 (大分市玉沢789 電話:097-541-0017)
(わさだタウンそば 稙田郵便局となり 
月会費 1家族…500円
お茶代 1家族…500円
何かありました、以下からご連絡ください。
 
代表 後藤久美子
 
 earthchild311☆gmail.com ←☆を@にかえて送信してください。

2012年7月1日日曜日

(生中継)大飯原発再稼働反対正門前行動

ユーストリームで、大飯原発正門前行動の様子を生中継しています。
私たちの会の会員も、この行動をお手伝いしています。
以下は、大分から大飯に行っている会員もかかわっている、IWJ大分の中継動画です。


Stream videos at Ustrea

2012年6月26日火曜日

請願審議を傍聴しましょう

 【請願審議を傍聴しましょう】

私たちが大分県議会に提出した請願が、福祉保健生活環境委員会で審査されます。
傍聴をして、県民が見ていることを県議さんに伝えましょう。
委員会のは以下のとおりです。審査は午後にずれ込むこともあります。
 
福祉保健生活環境委員会 6月29日(金曜日) 10時 第5委員会室

県議会の日程はこちら
県議会本会議の一般質問が28日(木)まで行われます。震災がれきの問題や自然エネルギー推進については、複数の議員さんが質問する予定です。請願の紹介議員になってくださった平岩県議も28日(木)午前10時から質問されます。
県議会本会議一般質問の順番や質問事項はこちら

震災がれきの広域処理に関する要望書

以下の要望書と、賛同署名を大分県に提出しました。
賛同署名をしてくださったみなさんに、感謝を申し上げます。



大分県知事 広瀬 勝貞 様



震災がれきの広域処理に関する要望書



【要望趣旨】

 東日本大震災により発生した震災がれきについては、521、被災県の瓦礫総量や広域化処理量について、市町村の自区内処理や県内処理、隣接県処理を基本に見直しが行われ、環境省は、岩手・宮城両県の広域処理必要量は、401万トンから247万トンに減ったと報告した。

岩手・宮城両県においては、現在合計31基の仮設焼却炉の建設が進められており、7月中にはすべて稼働開始する。その処理能力は日4600トン余りにも及ぶ。

宮城県知事は4月24日の記者会見で「広域処理は打ち止め」とまで発言しているが、環境省の関連Webサイトには依然として岩手・宮城両県知事からの広域処理要請文書が掲載されている。

この問題は、放射性物質を含む廃棄物処理についての安全性の面からの技術的妥当性だけでなく、政策の立案・決定過程での検討が現場の事情を深く調査・検討したものであったかどうか、あるいは、遠隔地にまで災害廃棄物を運搬して処理することが税金の使い道として適正なのか、という問題にもおよぶ。

例えば、豊橋市を中心にした清掃一部事務組合の東三河広域協議会は、4月23日~25日の現地視察を経て、受け入れの可否そのものを先送りすることを決定。その中で、処理が容易に進まなかった要因として「県と市町村との役割分担の協議調整や国の財政支援の在り方が容易に定まらなかった」点を指摘。環境省の全国広域化は、被災地の基礎自治体である市町村の「自区内処理」「県内処理」「隣接県処理」「隣接広域処理」という処理検討のないものであったとわかり、可否そのものの先送りを決定。現在被災地で進められている広域化の見直しを待ち、安全性や住民の意見を聞きながら今後の受け入れの可否を決めるとした。従来、受け入れに前向きだった全国の自治体が、被災地のがれき総量やがれき処理計画の見直し結果に注意を払い、がれきの受け入れを再検討・延期し始めている。

国の意向に沿う方向で、大分県は膨大な輸送費、処理費用の5パーセントを被災地の市町村に後年度負担させてまで、震災がれきの受け入れを進めようとしている。

大分県は、100ベクレル/kg以下の災害廃棄物についてのみ、放射性物質による汚染のないものとして受け入れるとしているが、現状のサンプル検査だけでは総量に対する正確な汚染を計測できるものではない。

 今回の震災がれきの広域処理にあたって環境省は「バグフィルターが排ガス吸着能力があれば、どこの焼却炉でも一般ゴミとして燃やしても良い」「バグフィルターで放射性セシウムが99.9%除去できる」としているが、バグフィルターは煤塵(ばいじん)用に開発されたフィルターであり、メーカー12社すべてが「放射性物質は除去できない」と断言した。(平成2432223日に確認済み)

 すでに震災がれきの試験焼却を行なった静岡県島田市では島田市民が記者会見を行い、焼却場周辺地域の空間線量が最大で0.17μSv/h平均0.12μSv/h(市の測定器を借りて焼却場周辺の街中35ヶ所を測定)、島田市全域平均の約2倍となり、近隣の伊太小学校や大津小学校の校庭から採取された土壌の放射能濃度は各々730ベクレル/kg1,970ベクレル/kg(地質学者の大石貞夫氏らが採取、専門機関にて測定)であったことを発表した。(平成24522日)これは、放射線管理区域(4万ベクレル/k㎡=615ベクレル/kg以上)の1.2倍~3倍を示す値である。

また、北九州市日明工場での試験焼却では、32000ベクレル(8ベクレル/㎏の震災がれき34トン=272000ベクレルを焼却し、飛灰30ベクレル約8トン=24万ベクレルとの差し引き)について市当局は「どこへ行ったのかは差し控えさせていただきたい」と答弁する状況である。

県が安全性の説明を尽くしたとしても、産品が放射性物質に汚染されているのではないか、という心配が消費者にはある。島田市、山形市、北九州市などでは風評被害が実際に起こった事例が報告されている。

福島原発事故をめぐって国が情報隠しや情報操作を繰り返したことから、国民の行政に対する不信感は常ならぬものがあり、安全性の測定のためのサンプル採取や測定試験を、県や市や利害当事者である企業で行うことが、消費者の不信感を拭うことの障害となりえる。

試験焼却後の段階から、リサイクル商品や地域産物、観光資源、土地・建物への風評被害は、汚染の実害を含めて多大になることが予想されるため、処理自治体はもちろん、関係する周辺自治体への影響も考慮すべきである。

震災がれき処理の受け入れにあたり、県民には、広範囲に長期間にわたり放射能汚染の影響を受け続ける恐れへの不安がある。特に、県内初の受け入れ事例については、その後続事例においても「大分県における広域処理のすすめ方」(平成24417日)にもとづき行われるものであると考えられることから、受け入れ自治体と周辺自治体に対し「大分県における広域処理のすすめ方」の具体化を説明すべきである。

今年3月29日に採択された、県議会決議「東日本大地震からの復興支援を継続・拡充する取組宣言決議」では、『厳格な検査を実施し、安全基準をクリアしたものを前提とした「震災がれき」の広域処理について、県民の理解を図りながら県内自治体に協力を要請』するとされている。下記の事項は、県議会決議の趣旨を実現するために、最低限必要であると考えられるものである。

以下、要望する。



【要望事項】

1.    宮城県議会は「いのちを守る森の防潮堤」を全会一致で推進し、広域処理を望んでいないことから被災地宮城県議会の本当の声を調査し、被災地の議会を無視した災害廃棄物処理を行わないこと。

2.    宮城県石巻市のがれきは、すでに宮城県によって県内処理の入札にかけられ、鹿島JVが1923億6000万円で落札しているため、石巻ブロックで広域化に回す分は計算上はない状態になっているが、他被災地においても災害廃棄物を広域処理する必要性、広域処理を本当に必要としている災害廃棄物の総量の調査を行うこと。

3.    試験償却前に事前試験を行い放射性物質が100%除去できるフィルタ、設備を確認し公開後、フィルタ、設備を整え県民の安全性を確保すること。

4.    試験焼却前に、県内の放射性物質降下量・土壌調査・水質調査を行い、試験焼却、本焼却後は、災害廃棄物処理に関連する施設周辺各所毎に4方向4ヶ所以上の検査箇所を設け、放射性物質降下量と水質調査を一日一回、土壌調査は週に1回以上行い、調査、検査は利益相反に該当しない外部機関によって行い、ホームページなどの広報媒体にて公開すること。

5.    放射性物質の検査は、セシウムやヨウ素のみではなく、内部被曝に大きく影響を及ぼす、ストロンチウムやプルトニウムも含めたα線・β線・γ線すべてを検査すること。

6.    県内市町村長への説明を行い合意を得ること。

7.    受け入れ自治体のみならず、周辺市町村の人々を対象に説明会を開催し、その合意を得るようにし、処理場および埋立地の周辺地域だけでなく、広く県民への説明と合意のないまま、震災がれきの受け入れに関する作業を進めないこと。

以上

平成24年 6月 25日   


大地と子どもの未来を考える会 代表 後藤久美子



賛同署名者(直筆) 2700名

メールによる賛同者 2460名

合計賛同者数    5160名

2012年6月24日日曜日

災害廃棄物の広域処理に関する請願(県議会に提出)


大分県議会に提出した請願の全文を掲載します。


災害廃棄物の広域処理に関する請願


請願趣旨
4月~6月の、国内の動向

野田総理大臣は4月23日、災害廃棄物の処理促進と津波対策の両面で防災林を整備する方針を表明し、環境省の中央審議会は、4月27日、環境基本計画の中で、2000万トン超の災害廃棄物も可能な限り建築資材屋バイオマス発電に再生利用し、持続可能な社会づくりを目指すと決定し、災害廃棄物を活用した「森の長城プロジェクト」が設立された。

6月12日には、宮城県議会が災害廃棄物を防潮堤整備に活用する『いのちを守る森の防潮堤』構想を、全会一致で推進するとの報道があった。

宮城県知事は4月24日の記者会見で、「広域処理は打ち止め」とまで発言しているが、環境省の関連Webサイトには依然として岩手・宮城両県知事からの広域処理要請文書が掲載されている。
521日、被災県の瓦礫総量や広域化処理量についての見直しが行われ、環境省は、岩手・宮城両県の広域処理必要量は、401万トンから247万トンに減ったと報告した。

一方で、岩手・宮城両県においては、合計31基の仮設焼却炉が建設され、7月には全てが稼働を開始する。その処理能力は日4600トン余りにも及び、見直された瓦礫総量と広域処理希望量のうち、焼却を前提とした廃棄物については、現地へのヒアリング・環境省への確認などを踏まえた詳細な検証の結果、広域処理による焼却処理は必要ないことが明らかになった。

ま と め

大分県津久見市における住民の混乱と、最新の災害廃棄物処理の国内状況を踏まえると、課題は、廃棄物処理に対する安全性の問題だけではなく、これまでの国や東京電力による十分な情報公開や説明が為されていないことによる国民の不安を解消することにある。

災害廃棄物の問題は、国が責任を持って説明すべきものであり、被災地支援のために受け入れを表明した県や市の当該住民の対立を産むようなものであってはならないと考える。

大分県での災害廃棄物の受け入れは、被災地で予定年度内に十分処理可能な設備投資が既にされていることを考えると、税金の二重投資であるので、経費削減と、安全性の担保のためには、「自区内処理」「隣接県処理」「隣接広域処理」という処理検討がまずされるべきである。

災害廃棄物の処理状況が大きく変化し、また、被災地住民の想いの込められた遺品であるがれきを、被災地で再利用するためのプロジェクトも推進されている中、大分県として、被災地の求める支援となり得るよう、再考慮されるべきである。

また、県民の理解を図るためには、国による、昨年3月の福島原子力発電所爆発事故以来の国と東京電力に対する不信を払拭し得るような、丁寧で分かりやすい説明が求められる。

今年3月29日に採択された、県議会決議「東日本大地震からの復興支援を継続・拡充する取組宣言決議」では、『厳格な検査を実施し、安全基準をクリアしたものを前提とした「震災がれき」の広域処理について、県民の理解を図りながら県内自治体に協力を要請』するとされている。下記の事項は、県議会決議の趣旨を実現するために、最低限必要であると考えられる。
以上の趣旨から以下の事項について請願する。


請願事項

1.        県民に対し、十分な説明責任を果たすこと。

2.        最新の状況を考慮し、被災地自治体の望む支援を講ずること。



 平成24年 6月 22日

                    
大地と子どもの未来を考える会    



大分県議会議長 志村 学 様