2012年6月9日土曜日

県議会への陳情づくりの手引き

「大地と子供の未来を考える会」では、震災がれきの受け入れについて、県議会への陳情を多く出すことを呼びかけます。行政・議会対応担当者として、以下のような「手引き」を作りましたので、ご活用やご意見をお願いします。


~手軽につくろう~
県議会への陳情づくりの手引き

必要な項目 これさえそろっていれば、陳情として有効です。
・ 題名を陳情とわかるものにします。
例)●●を求める陳情 ●●について(陳情) etc.
・ 宛先は大分県議会議長〇〇殿(現在は志村学さん)とします。
・ 陳情者の氏名、住所に押印をします。団体の場合は、代表者名、所在地(代表者などの自宅住所でOKです)に団体印や代表者の印を押します。認め印で大丈夫です。
・ 提出日の日付を年から入れます。
・ 陳情項目がわかるように明記します。

解説
・ 難しい言葉を使う必要はありません。自分の言葉で自分の思いや考えを伝えればいいのです。
・ 大分県議会においては、陳情は採決されません。ゆえに陳情の審議はあまりまともには行われないのが実情です。逆に、あまり県議さんの意向を気にする必要がないとも言えます。(各市町村での陳情の扱いは、それぞれで異なります)
・ 陳情には、紹介議員は必要ありません。
・ 県議会事務局(県庁議会棟1F)に提出します。必要な項目に誤りがあれば訂正したところに訂正印を求められます。
・ 必要な事項さえそろっていれば、代理提出も問題ありません。
・ 「陳情趣旨」として、陳情の理由や陳情項目の解説をつけるのが普通ですが、なくてもかまいません。
・ 具体例については「大地と子供の未来を考える会」が3月の大分市議会に提出した陳情を参照してください。ただ、ブログ掲載にあたって代表者名や所在地は省略しています。
http://ameblo.jp/uedaken-ichi/entry-11194757252.html

陳情項目の具体例(一項目でも、多数の項目であってもかまいません)
・ 震災がれきの受け入れでは、私たち県民の意見を聞いてください。
・ 震災がれきを受け入れないでください。
・ 私たちが賛成しないまま、災害がれきの受け入れや試験焼却をしないでください。
・ 震災がれき受け入れの前に土や水や木の葉の検査をしておいてください。
・ 震災がれきの試験焼却や受け入れにあたっては、多くのポイントで厳しい検査をしてください。
・ 震災がれきを焼却しないでください。
・ 震災がれきは、現地やそれに近いところで処理してください。
・ 震災がれきの処理は、森林防潮堤の材料にするなど、いろいろなやり方を考えてください。


(文責 大地と子供の未来を考える会 行政・議会等対策担当 植田謙一)

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